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ISO14001認証取得支援

ISO14001は、組織の経営活動によって生じる環境への負荷の低減を持続的に実施するシステム(環境マネジメントシステム)を構築し、実施し、維持し、継続的に改善するための国際規格です。

年々高まってゆく環境保護の声に応じて地球サミットが開催されたのが1992年。それから20年以上が経過した現在においても、世の中の環境への関心はいっそう高く、企業は環境への影響を意識せざるを得ない状況にあります。 足尾銅山鉱毒事件から始まったと言われる日本の公害問題は、メチル水銀による「水俣病(1955年頃)」、カドミウムによる「イタイイタイ病(1915年頃)」、亜硫酸ガスを含んだ『ばい煙』による「四日市ぜんそく(1960年頃)」など、産業の発展と経済の高度成長にあわせて拡大してきました。 これらの公害問題の原因は有毒物質や有毒ガスといった明確なものであり、特定の限られた地域(例えば工場の周辺など)において、「特定の企業が利益のために環境を汚染し地域住民に被害を与える」という図式でした。 しかし、オゾン層破壊・地球温暖化・酸性雨などの環境問題は、工場から全く離れた場所で地球規模で問題が発生します。被害者対加害者の図式も「企業」対「地域住民」のような明確なものではなく、誰もが加害者であり被害者になりえます。

これからの企業経営においては、廃棄物の適正処理や有害物質の漏えい防止はもちろん、環境事故や環境事件の発生防止などの「環境汚染リスク」への対応が求められます。また、廃棄物の処理や衛生管理にかかる費用すなわち「環境コスト」の削減に取り組むことで環境活動と経済活動を高いレベルでバランスさせ、企業競争力を高めることが重要な課題になりつつあります。

当社のISO14001認証取得支援コンサルティングでは、企業規模や社内管理体制の成熟度に合わせたスムーズ認証取得はもちろん、実際に運用して高い効果が得られるような環境マネジメントシステムの構築に重点をおいています。

期待効果

  • 環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」に適合した社内体制を構築できます
  • 環境保全および汚染の予防のために社内で取り組むべき活動や順守事項が明確になります
  • 環境について配慮して活動していることを利害関係者に示し、社会的な信用を高めることができます
  • 短期間でスムーズに認証取得できます

実施内容

  • 全社員を対象とした導入基礎教育の実施
  • プロジェクトメンバーに対して、ISO14001規格要求事項の解釈講義ならびに環境マネジメントシステム文書の作成指導
  • 会社の活動に対して適用される環境法規制の調査の代行
  • 内部環境監査の指導
  • 業界事例に基づいた文書事例の提供

期 間

8ヶ月 ~ 10ヶ月

当社の特徴

  • 企業規模や社内管理体制の成熟度に合わせた環境活動を提案することにより、管理負担を最適化します。
  • プロジェクトメンバーによる進捗度合いを考慮し、ミーティングスケジュールを柔軟に計画します。

価格

180万円 ~ 300万円
(審査登録費用、環境法規制調査代行費用、内部環境監査員研修費用は含まれておりません)

指導実績

約20社

  • 製造業(精密機械部品) 従業員数 170名
  • 製造業(精密機器組立加工)  従業員数 25名
  • 製造業(自動車部品製造、精密機械加工) 従業員数 150名
  • 製造業(自動化・省力化機器製造業) 従業員数6名
  • 建設業(土木工事) 従業員数 30名 等

自社診断

  • 自動車産業等の輸出産業をターゲットに新規取引を拡大したい
  • 製品にMSDS(化学物質安全性データシート)を添付して欲しいと要求された
  • 製品に含有する有害物質を調査して欲しいと要求された
  • 顧客企業から「環境方針」が送られてきた
  • ISO14001などの認証取得が取引条件に加わるようになった
  • 親会社や取引先から環境への取り組みについてチェックされたことがある
  • 取引先や周辺の住民から苦情が寄せられた
  • 環境に配慮した活動を行おうと考えているが、何から手をつければよいか分からない